医療電子機器の専門メーカーとして、低周波治療器、温熱治療器、ウォーターベッド型マッサージ器などの医療機器の開発・製造・販売をおこなっております。また、EMS機器、リラクゼーション機器、ヘルスケア機器、美容機器などの製品もOEM・ODM製品としてご提供しております。
平和電子工業株式会社

沿革

沿革

 

1949年8月
大阪市旭区生江町において銭谷利男(故人)が個人経営として創業する。
大阪大学医学部、特に放射線科に出入りしていたことから、五百住、竹越両先生が研究中の新しい電気治療器論に係わり、電子工学と物理学を導入した科学的治療器の共同研究に取り組み、新しい治療器の試作器生産に着手し大阪大学と千葉大学に臨床研究の為提供する。
この新しい電気治療器を五百住先生と連名で「低周波治療器」と命名する(当時は学術用語として高周波しかなかった)。
1951年7月
大阪市北区南森町(現在は東天満)にて株式会社 平和電子研究所を設立する。
臨床研究開始後半年で、文部省科学試験研究費50万円が2年間認められ、大阪大学医学部をはじめ東京大学医学部、京都大学医学部、千葉大学医学部などの11国立大学ならびに3国立病院をもって編成された「文部省化学試験共同研究班」が設立されて全国的な治験が開始される。
1952年10月
これらの治験データにより「低周波治療器」の特許を取得する。
同12月に研究班の成果が認められ「低周波治療研究会」が発足する。
1954年5月
「低周波治療研究会」が「日本低周波医学会」に改組される
(登録会員数1,600名)。当時の鳩山一郎首相の脳出血後の片麻痺の治療に使われ、その後の昭和31年の訪ソ時にも携行された。
大毎オリオンズの主力バッターであった山内一弘選手の肘の故障の治療にも使用される。
当時不治とされていた後天性近視(仮性近視、いわゆる学校近視)に低周波治療器が有効である臨床データが発表された。
1964年5月
社名を 平和電子工業株式会社と変更。
1970年6月
本社工場を 大阪府四條畷市下田原1510番地に移転。
1975年5月
大阪市北区の本社を、本社工場所在の大阪府四條畷市に一体化し、現在に至る。
1994年6月
銭谷 啓が、代表取締役に就任し現在に至る。
1997年8月
株式会社 大島製作所と包括的資本業務提携し、開発及び製造を強化する。
2001年3月
日本で最初の固定式タイプのジェットノズル噴射とスイングマッサージの組み合わせタイプのウォーターマッサージ型のベッド「アクアフェアリー」を販売し市場に受け入れられる。その後、関連の特許3件を取得する。
2017年11月
8チャンネルEMS複合型電気刺激装置:AUGOSPEL EX-80シリーズ発売
2022年4月
2チャンネルEMS複合型電気刺激装置:AUGOSPEL EX-20発売

 

弊社の低周波治療器の名称「Augospel」(オーゴスペル)とは、AudioとGospelからの造語で「低周波の福音」の意味を持つもので、大阪大学放射線科の西岡教授(当時)から名付けていただいた名称です。
創業の昭和24年から現在まで低周波治療器のシリーズの名称として使用されています。